2024年12月今年最終技能講習のガス溶接技能講習を開催いたしました。
学科は弊社、(株)つばさ商事2F教室にて、実技は石川県ポリテクセンターにて実施。
対象は中国人、インドネシア人2か国とし、通訳も特に慣れた人選で開催です。
ガス溶接技能講習の学科では特に危険なガスを扱うため、化学の知識や設備、道具の知識をいかに正確に通訳するかという点で気を使います。
ですので、講師にも通訳の時間を十分とり間隔に気を使って理解の確認を挟んでいきます。
今回は、特定技能実習生が半分を占めたため、非常に理解が進んだ学科講義になったと思います。
学んだ知識をそのまま実技訓練現場に持ち込み、オリエンテーションで再確認を入念に行います。
弊社も特に最初の服装チェックを厳しく行い、危険物を扱う意識と姿勢を理屈だけではなく感覚で教えるようにしています。
なんでもそうですが、「慣れ」が最も怖い危険なことではと考え、常に最初の服装チェックから気持ちを集中させる、起こりえる危険やリスクを回避するための習慣を身に着けてもらいたいです。
実際に切断作業を指導すると、想像したよりも上手くいかないと感じた実習生も多かったようですが、繰り返しチームで協力しながら課題に取り組むにつれ、1日で驚くほどの上達を見せてくれます。
弊社は石川県所在ですが、技能実習生の中には京都など遠方から参加された方もいて、また初めて会った実習生同士でも同郷の仲間とはすぐに打ち解け、お互いに頑張っているんだという、励みになったようです。
実技訓練を終え、修了証を一人ひとりに手渡し、安全意識と今後の活躍を願っていることを伝えました。